このページでは、plantFEMの使用例を紹介します。 どちらでも好きなところから始められます。
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plantFEMができること、plantFEMの使い方を短いツアーで体験しましょう。
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これらをお手元のデバイスで実行してみませんか? 以下にその方法をご案内します。
ダウンロード・インストール方法 (10分)
plantFEMは、Ubuntu 16.04以降のバージョンでご利用いただけます。
Windowsを使用する場合、Windows Subsystem for Linux (WSL2) を使い、Ubuntu 20.04環境を構築してください。
それ以外の場合、Google Colabからも実行できます。
以上の環境構築が完了したら、以下のコマンドをターミナルから実行してパッケージのダウンロードとインストールを完了してください。
sudo apt install git && git clone https://github.com/kazulagi/plantfem.git && cd plantfem && python3 install.py
また、Google Colabを使う場合、コードブロックに以下の内容をペーストし、実行してください。
!git clone https://github.com/kazulagi/plantfem.git
%cd ./plantfem
!python3 install.py
plantFEMのディレクトリ構成・コマンド一覧 (5分)
plantfemという名前のディレクトリができますので、ターミナルでplantfemのディレクトリからコマンドを実行してplantfemを操作してください。
plantfemのディレクトリ構成は以下のようになります。
plantfem
├─server.f90
│
├─Tutorial/
│ ├─app/
│ │
│ ├─std/
│ │
│ ├─fem/
│ │
│ ├─sim/
│ │
│ ├─obj/
│ │
│ └─python/
│
...
plantfemでは server.f90
というスクリプトファイルにプログラムを書き、
./plantem run
というコマンドでプログラムを実行します。
ターミナル上から実行できるplantfemコマンドの例です。
サンプルプログラムのロード・実行
./plantfem search
» プログラム例を検索します
./plantfem new
» 新しいプログラムを作成
./plantfem load [プログラム名]
» 新しいプログラムを作成
./plantfem run
» server.f90
に書かれたプログラムを実行
./plantfem cpu-core
» (MPI並列計算実行時)cpuコア数を指定
./plantfem cpu-core
» (MPI並列計算実行時)hostfileを指定
サンプルプログラムはTutorial
ディレクトリ内に.f90
の拡張子がついたものがあります。
plantFEMは、以下の4つのライブラリから構成され、Tutorial
でもそれぞれのライブラリに対応したサンプルプログラムが提供されています。
-
std
基本的な計算・文字列操作・ファイル操作など -
fem
有限要素法解析に共通して必要なライブラリ。メッシュ生成やメッシュ加工・可視化など -
sim
構造計算・流体計算・反応計算等のソルバーが含まれるライブラリ -
obj
植物、土、水、空気等のオブジェクトを生成・加工・可視化するためのライブラリ